2011年5月17日火曜日

中価格帯化粧?/em>「お色直し」 カネボウ、コーセー実質値下?

 化粧品大手のカネボウ化粧品とコーセーは、中価格帯商品の実質値下げに踏み切る。主にドラッグストアや総合スーパー(GMS)で販売されている2000?5000円の中価格帯商品は、販売不振やデフレの影響を大きく受けており、両社では値下げを通じ販売をてこ入れしたい考えだ。

 カネボウ化粧品は、美白効果をうたったスキンケア?ベースメー
クブランド「ブランシールスペリア」で、主力商品の化粧水を値下げする。これまでは180ミリリットル入りで参考小売価格(税抜き)が4000円だったが、4月16日発売の新商品は容量を170ミリリットルとやや減らす一方、価格は3300円と大幅に引き下げる。280ミリリットル入りの商品も5000円から4700円に300円下げる。同時に新開発
の美白有効成分を配合するなどして質の向上も図り、買い得感を強調して訴求力を高める。

 同社は、主力メーキャップブランドの「コフレドール」でも昨年12月に発売した新商品の口紅を500円程度値下げした。また同ブランドでは3月1日に発売するファンデーション「シルキィラスティングパクトUV」についても3000円から2800円に引き
下げる方針だ。

 一方、コーセーも中価格帯の主力ブランド「エスプリークプレシャス」で、2月16日に発売するファンデーション「スーパーラスティングパクトUV」を3000円から2800円に引き下げる。また昨年12月に発売したアイカラー(5色入り)も3500円から3000円に下げた。

 富士経済によると、中価格帯化粧品の2 ブランド スーパーコピー
010年の市場(見込み)は前年比2.2%減の9541億円に縮小。0.4%減の高価格帯、1.2%減の低価格帯に比べ落ち込みが目立つ。両社が値下げに動く背景には、消費者が低価格品に流れるのを防ぐ狙いもある。

 値下げ対象は、メーカーが提示する参考価格がほぼ実売価格に反映される「ノープリントプライス」商品。値下げの背景には、小売 ブランドコピー
店の裁量で値引きが常態化している希望小売価格商品との価格差を是正する意味合いもあるとみられる。(井田通人)

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引用元:RMT

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